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green 和ころじー ストップ温暖化 エコライフ始めよう
  • MSNチャンネルインタビューリレー 上田三根子さん
  • 細やかなエコアイデアが満載の白物家電

細やかなエコアイデアが満載の白物家電冷蔵庫やエアコンなどの白物家電は、常に使い続ける機器だけに、エコに対する意識が高く、各メーカーとも熾烈(しれつ)な開発合戦を繰り広げている、エコ先進分野だ。そこで、家電の情報に精通している「価格.com」のプロダクト本部メディアクリエイティブ部部長の鎌田氏に、現在のエコ家電のトレンドについてお聞きした。

冷蔵庫 コンプレッサーの小型化とスペースの効率化で省電力化

三菱電機 MR-S40M

冷蔵庫は、いったん設置すると常時通電し、電力をかなり消費する。そのため、この5〜6年で大きな技術革新が起きた分野だ。現在の売れ筋商品は、500リットルを超える大容量タイプだ。しかも、大容量ながら設置面積は非常にコンパクトにまとめられ、各メーカーとも限られたスペースで大容量を実現するためのさまざまな工夫が凝らされている。実は、このことがエコにもつながっているのだ。

まず、冷蔵庫を小型化するために、機能の中核「コンプレッサー」を小型化して、その分の庫内を広く取る工夫が施されている。コンプレッサーの小型化で、電力使用量を抑えることができるほか、静音も実現している。さらには、発熱量も抑えられるので、壁にピッタリとつけて設置できるだけでなく、部屋の温度を上げることが少ないので、冷房効率が良い。これも省エネにつながっている。

さらに、今まで1つのセンサーで温度管理していたものを、各庫にセンサーを設けて効率の良い温度管理に切り替えたり、扉を観音開きにすることで冷気を逃さない工夫を施している。加えて、断熱材の強化により冷却能力の向上、コンプレッサーの位置を上部に置き、冷却とスペースの効率化を行ったりと、各社ともさまざまな技術を投入し、省エネを実現している。

三菱電機 MR-S40Mは、「価格.com プロダクトアワード 2006」の「冷蔵庫部門」で金賞を受賞した「MR-S40J」の後継機。「部屋別センサー」で、各部屋を専用センサーで温度管理する。

洗濯機 すすぎ水の再利用などでさらに進む節水

三洋電機 AQUA AWD-AQ2000
三洋電機 AQUA AWD-AQ2000は、「価格.com プロダクトアワード 2006」の「洗濯機部門」で金賞に輝いた「AQUA AWD-AQ1」の後継機。オゾンですすぎ水を浄化する「アクアループ機能」を使って、すすぎの水を循環させて利用し、大幅な節水を実現。

洗濯機は、ここ数年でドラム式と呼ばれる高付加価値製品が人気になっている。ドラム式とは、洗濯槽を横や斜めにしたモデル(縦型ドラムもあり)で、洗濯物の出し入れが楽になるだけでなく、今までの渦巻き式のものに比べると大幅に節水できることが特徴だ。使う水が少ないということは、水道料金の節約だけでなく、生活排水を排出する量も少なくなり、それだけエコだといえる。

洗濯機も今年で第三世代に突入し、各社とも技術開発を行いより高機能で高いエコ性能を実現している。例えば、日立の「ビートウォッシュ」は、ドラムの底に「ビートウィング」という2つの山型の羽根を用意し、水をかき上げ、上下のシャワーで水流を循環させる節水循環水流で、少ない水でも効率良く汚れを落とす。これにより、水道代、電気代、洗剤代を大幅に節約している。ユニークな製品には、空気(オゾン)で衣類の除菌・消臭する「エアウォッシュ」という機能を搭載した三洋電機の「AQUA(アクア)」。AQUAでは、カーテン、枕、ぬいぐるみ・タバコのにおいが染み付いたスーツも、オゾンで除菌・消臭できる。また、このAQUAにはオゾンですすぎ水を浄化する「アクアループ機能」を使って、すすぎの水を循環させて利用し、大幅な節水を実現している。

乾燥機能を搭載した洗濯乾燥機でも、省エネ化が進んでいる。ナショナルの製品では、「ヒートポンプ乾燥方式」で衣類を除湿により効率良く乾燥させる。さらに、洗濯や乾燥にさまざまな設定が用意され、不要な作業を省いたり短縮したりすることで、使い勝手と省エネを両立している。

食器洗い機 洗浄の初期段階の工夫で洗浄力をアップし、節水を実現

ナショナル NP-BM2
ナショナル NP-BM2は、「価格.com プロダクトアワード 2006」の「食器洗い機部門」で金賞に輝いた「NP-BM1」の後継機。。「除菌ミスト」を使って、汚れの分解を強化するとともに、除菌効果をももたらし、結果的に節水を実現している。

食器洗い機は、白物家電では後発だが、現在では世代を重ねてエコ機能が進化している。手洗いよりも大幅に節水できる食器洗い機だが、洗浄の初期段階でさまざまな処理を行うことで、汚れ落ちの向上と節水を実現している。例えば、シャープの製品では塩が作り出すイオンを使い、洗浄力をアップさせた水を作って汚れを落とす。また、ナショナルの製品では「除菌ミスト」を使って、汚れの分解を強化するとともに、除菌効果をももたらしている。これらにより、節水に加え、洗浄時間を短縮して節電も実現している。

価格.comの口コミ情報では、各食器洗い機の洗浄性能や設置性の評価だけでなく、その機種ごとの特性を理解し、どのように食器を配置すれば、よりきれいに洗えるかなどのノウハウのやり取りも行われているという。価格は5万円前後のものがよく出ており、満足度の高い家電の1つだという。

エアコン 付加機能でエコ化がさらに進む

エアコンに関してはエコマークの制定以降、高い省エネ基準に対応するため、5〜6年で非常に高い水準で低消費電力化されている。そのため、5年前くらいの製品と買い換えるだけで、大幅な省エネを実現できるという。これは、冷蔵庫のところでも説明した、コンプレッサーの小型化や循環効率の改善などで実現されたものだ。

エアコンの基本機能による省エネは技術革新が進み、熟成度が高くなった。そこで、最近では付加機能による開発戦争が起こっている。例えば、三菱電機の「霧ヶ峰」には、「ムーブアイ」と呼ばれる温度センサーが搭載されている。このセンサーは、人がいる場所を感知して、そこに向けて集中的に冷気や暖気を放出する。これにより、部屋全体ではなく人に対して冷暖房を行うことで、省エネを実現している。また、ダイキン工業の「うるるとさらら」は、人間が湿度によって温度の感じ方が違うことから、暖房時には加湿、冷房時には除湿し、快適な室温のまま湿度だけを変化させ、省エネを実現している。

このほか、最近のトレンドとしてフィルターのセルフクリーニング機能がある。フィルターの汚れはエアコンの冷暖房効率に対して大きく影響を与える。この機能はエアコン自身がフィルターを掃除してくれるので、いつも効率良い冷暖房が行え、単純ながら大きな効果が得られるという。

富士通ゼネラル nocria AS-Z40S2
富士通ゼネラル nocria AS-Z40S2は、「価格.com プロダクトアワード 2006」の「エアコン部門」で金賞に輝いた「nocria AS-Z40R2」の後継機。フロアサーモセンサーで温度ムラを抑えて省エネを実現。自動おそうじ機能も搭載。

(文/電脳事務)

鎌田 剛さん
株式会社カカクコム プロダクト本部 メディアクリエイティブ部部長鎌田 剛さん

価格.comのメインコンテンツである、パソコン、家電などの価格比較コンテンツや、記事系コンテンツを統括する。パソコンや家電製品についての造詣が深く、人呼んで「価格.comのご意見番」。家電製品総合アドバイザーの資格を持ち、価格.comのサイト以外に、テレビやラジオでの出演も多数行っている。

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