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思い出を、もっとキレイに撮ろう!最新デジタルカメラレビュー
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作例徹底比較

作例徹底比較
それではいよいよ、5機種で実際に撮影した作例を比較していこう。原則的に、同じ条件のもと同じ対象を、同じ絵柄になるように撮影している。それぞれの写りの違いを実感してほしい。

風景

気象条件は曇り。ビルや船など、白〜グレーの多い難しい条件だ。それぞれで最も広角となる画角で、ISO感度を100とし、プログラムオートで撮影した。

クリックで拡大 キャノン風景 キャノン
露出はややアンダーめで、曇りの雰囲気がよく出ているが、明るめが好きな人は少し重く感じるかもしれない。ホワイトバランス(WB)はナチュラルで、発色も派手でも地味でもなくニュートラル。解像度も優秀で、細かいところまでしっかり描写できている。
クリックで拡大 ニコン風景 ニコン
とにかく発色が鮮やか。船が新品に、木の緑も実に青々しく見える。露出は明るめに見えるが、空も白トビしておらず決してオーバーではない。WBもニュートラル。解像感も良く、鮮やかさで多少カリカリ感もあるが、パッと見ではいちばんきれいに見えるだろう。
クリックで拡大 オリンパス風景 オリンパス
何となくアンダーには見えるが、コントラストが高くてメリハリがある。曇り空の感じが出つつ、ビルにもしっかり濃度が乗っている。発色はナチュラルで、WBもやや青い気はするが、忠実と言ってもいいレベル。描写は1千万画素にしては線の細さがもうひとつ。
クリックで拡大 ペンタックス風景 ペンタックス
露出は少しアンダーで、ヌケが悪く、後処理でハイライトを上げたりしてメリハリを付けたいところ。WBは黄色がかぶった印象。解像感は画素数の差もあって他に比べて低いが、610万画素であれば十分なレベルで、決してボヤけた絵にはなっていない。
クリックで拡大 ソニー風景 ソニー
露出はいちばん明るいが、不自然ではない。特徴としてWBが青に寄っているため、妙にスッキリとして見える。色の乗りもさらっとして濃厚ではなく、どちらかといえばおとなしめ。解像感は優秀で、レンズの基本性能の高さをうかがわせる。

静物

白い背景の前にカラーチャートとぬいぐるみを並べ、蛍光灯を当てている。ISO感度は基本的に100とし、ズームは35mm版換算で約70mm。プログラムオートで撮影した。

クリックで拡大 キャノン静物 キャノン
露出はややアンダー気味ながら、ニュートラルなWB、発色も忠実で変に誇張されたところはない。コンパクトでもそうだが、キャノンは色の再現性が非常に優秀だ。
クリックで拡大 ニコン静物 ニコン
WBはほぼ適正だが、発色は鮮やかな傾向にあり、色味がハデに見える。特にパステル調の色みの再現性に、このカメラの特徴が出ている。
クリックで拡大 オリンパス静物 オリンパス
上2・左2のコマがやや青に転んだ印象はあるが、WBは割とニュートラルで、発色もナチュラル。コントラストも強くなく、ぬいぐるみの毛の質感も見た感じに近い。
クリックで拡大 ペンタックス静物 ペンタックス
露出はアンダーで、そのぶんWBで黄色のカブリが顕著に表れている。比較に使ったカメラの個体差があるのかもしれない。発色自体は鮮やかさはなく、忠実に近い。
クリックで拡大 ソニー静物 ソニー
露出はオーバーめだが、WBは優秀と言っていいレベル。色の転び方なども問題ないが、若干マゼンタ気味か? シャープネスも良く、カリッとした描写だ。

人物(外)

晴天の公園で、ポートレート風に撮影。控えめだが下から白レフを当てている。モードはプログラムオートを使用した。

クリックで拡大 キャノン人物(外) キャノン
かなり明るめに見えるが、肩口のいちばん明るい部分もきちんと服の柄が残っており、ラティテュードは優秀。露出のバランス、発色の具合も女性ポートレートとして好感が持てる。顔のハイライトからシャドーへのつながりもなめらかできれい。
クリックで拡大 ニコン人物(外) ニコン
鮮やかで色がこってりと乗っているが、コントラストは高すぎず自然。露出は気持ち明るめでもいいが、このまま何の処理もせず使っても十分にきれい。髪の影の部分など、階調のニュアンスもきちんと残っており、シャープネスも強すぎず肌のトーンはなめらか。
クリックで拡大 オリンパス人物(外) オリンパス
影の強さを別にすれば、適度に明るく、背景もきれいに出ている。肩口などに白トビが見られ、ラティテュードは狭いようだ。色の鮮やかさも良い感じで、メリハリがはっきり出ている。被写界深度が狭く、背景がそれほどボケないのもフォーサーズの特徴。
クリックで拡大 ペンタックス人物(外) ペンタックス
露出は若干アンダーだが、なかなか雰囲気があって悪くない。肌のトーンも良い感じに再現されており、シャープネスもきつくなく、女性ポートレート向き。ただしアンダーなぶん、シャドーがつぶれ気味なのが目立つ。
クリックで拡大 ソニー人物(外) ソニー
ヒストグラム上は均等ながら、女性ポートレートとしては露出が暗い。暗めだが、暗い部分もつぶれがなく、階調がきちんと出ている。肌のトーンもきれい。レンズのボケはきれいだが、少しシャープネスがきつく、女性を撮るならもう少し柔らかいほうがいいかも。

人物(室内)

暗めの照明の室内。モードはすべてプログラムオートで、フラッシュを焚いた場合を比較している。スローシンクロ・モードは設定していない。

クリックで拡大 キャノン人物(室内) キャノン
明るすぎず、部屋の雰囲気が出ており、これはこれでアリだが、もう少し明るくても良いかも。
クリックで拡大 ニコン人物(室内) ニコン
キャノンに近い印象だが、若干明るめ。色味の傾向がちょっと赤っぽく、肌が鮮やかなのもこのカメラの特徴だ。
クリックで拡大 オリンパス人物(室内) オリンパス
露出計のせいなのか、ストロボの能力のせいなのかは分からないが、明らかに光量が足りない。
クリックで拡大 ペンタックス人物(室内) ペンタックス
光量が足りないうえに、イエロー気味になっている。オートだとAFは近いところを拾うのか、手にピントが合ってしまった。
クリックで拡大 ソニー人物(室内) ソニー
明るく場所によってはトンでいるが、部屋の雰囲気もきちんと残っている。いかにも女性ポートレートという仕上がりで、いちばんきれいには見える。

夜景

すべての機種でISOを800に統一し、プログラムオートで撮影。高感度でのノイズの出方やコントラストを比較する。

クリックで拡大 キャノン夜景 キャノン
高感度でもノイズは非常に少ない。明るめではあるがトンでいる部分は少なく、描写も繊細。メリーゴーラウンドの内部まできちんと見えるのはすごい。好みはあるが、最優秀。
クリックで拡大 ニコン夜景 ニコン
ほんの気持ち暗めだが、キャノンに比べて黒が締まって見える。画像処理的な匂いは感じるが、よくノイズ処理がなされており、細かいところまでよく描写されている。
クリックで拡大 オリンパス夜景 オリンパス
明るさは見た目に忠実な印象。ノイズはそれほど目立たず、観覧車の骨組もしっかり描写できている。それほど低感度と差はなく、優秀と言える。
クリックで拡大 ペンタックス人物夜景 ペンタックス
明るいが、黄色が全体にかぶってノイズが目立ち、無理に明るくした感じ。色の鮮やかさはあり、ノイズの量自体は意外と少ないので、描写はそれほど死んでいない。
クリックで拡大 ソニー夜景 ソニー
ちょっと暗め。ノイズもいちばん多く、粒はそろっているがさすがに目立ち、細かい描写にも影響を与えている。
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